わたしはあなたを愛しています。
そう言われたこと、あると思いますが。
でも、その愛とは何ぞや？
そう聞かれたとき、はっきりと応答できますか？
その愛の意味を、今日は語りたいと思います。
（目次）
。もしの愛
。だからの愛
。でもの愛
もしの愛
このもしの愛は
「もし将来そうなら愛します」
「もし結婚してくれるなら愛します」
「もし」という条件と共にある愛です
これは条件が成らないと愛もならない不安定さがあります
条件付きの愛というと、何か低級次元の低い愛と
感じやすいのですが、決してそうではなく
普通に見られるもので私達の多くは
これに属するものでしょう。。。
例えば、無私で崇高な愛！親が子供に対する愛も
多くはこ「もし」の愛なんです。
「もし、今学期成績上がったらもの買ってあげる」
「もし、もし目標の学校に入ったら買ってあげる」
「もし、ボーナスが出たら買ってあげる」
だからの愛
つまり「あなたは美人だから。。。」
「あなたは優しいから。。。」
「あなたは安定した職業だから。。」
「あなたは背が高いから。。。」
「あなたはハンサムだから。。」
ほとんどの愛というものは、こう言うものでしょう。
すでにある状況と共にあるのですから。
未来の条件と共にあるより、安定しています。
しかし、これには問題があります。
１つは性格などの面の問題です
人格、性格はみな多面的なもので人は誰でも
優しい面と冷酷な面、明るい面、暗い面
大らかで積極的な面、神経質で卑屈な面
ユーモラスな面と、陰気な面とが同居しています。
結婚という場合、まさに結婚後はじめて相手の本性
オリジナルな面が見えてくるのが普通です。
付き合ってる時は『いいかっこしてますから』
またこの「だから」の愛は厄介な問題があります。
それは、だからという状況が常に変わるということです
人間のコロコロ変わる心の現れです。
結局は、自分が優先であって、自分の欲が第一なんですね
これは人間誰もが持ってる物です。。。。
でもの愛
「願い道理でないけど、でも愛し続けます」
「状況は全く変わってないけど、でも愛し続けます」
「とんでもない事故、障害があった、でも愛し続けます」
これは不変の愛です。どんなにその人にくだらない面があって
惨めになっても、不自由になっても、ありのままを受け入れ
共に生きていく願い、力です。
これがアガペーの愛と言います
私の目にはあなたは高価で尊い。
わたしはあなたを愛している
（聖書イザヤ書４３、４）
永遠の愛をもって、私はあなたを愛し続けた
それゆえ、私はあなたに
誠実を尽くし続けた
（聖書エレミヤ書３１，３）
神は、人の存在そのものが高価で尊いと言うのです。
どうなったら、何をしたら、何かできるから。。
だから愛するというのではないんです。
存在そのものに、意味があり、価値があり、共にいて
愛し続けるというのです。。。
何か起こり、何か襲ってきても、絶対に変わらない
これが、神の愛であり本当の愛です
この愛を自分のもにするには？
それは神様を信じて従うことです
神に愛され生かされてる事の感謝を
日々抱いて、謙遜になって。。。
神を褒め称えることです。
まとめ
愛とは、愛するとは？分かるようで
案外難しいものです。それはなんでかな？
人間が愛よりも、罪を愛するその心が
生まれ持ってるからです。これはどうしようもないんです。
神様の計画でそうなされたのですから。
愛とは何ぞや？それは、見返りを求めない
与えるだけで、そして犠牲になっても
それを喜びとする事でしょうね。
そのようになるために、
神を恐れ信じ敬う。これを
大切にすること、それにつきます。
