国債ってどんなもの?
発行するそうだけど、国債とは?
などを行う資金を集めるために発行する債券です
債権は平たく言えば借用証書のようなものですから
国債は国の借金を意味します。私達がお金を預ける
金融機関や外国の投資家などが買っています。
個人でも1万円から買う事ができます。
買った人には半年ごとに利子が支払われ
満期になると、元本が返済されます。
国が返済を保証しているので
安全な資産と見なされています。
国債を買いたい人、つまりお金を貸した人が
多くいる場合は、国は低い金利で借金できます。
少ないときは、高い金利をつけないと
貸してもらえません。最近は、日本銀行が
大量の国債を買ってくれるので
利子が低くなっています。
Q どれくらい発行されるのですか?
A 政府は税収や副収入で足りない分を、国債で補ってます。
近年、発行額は年間30兆~40兆円台で推移してました。
2020年以降はコロナ対応で一般会計予算が
160、3兆円まで膨らみ、6割近い90,2兆円を
国債の発行で確保する予定です。
日本は高齢化で年金や医療、介護の費用が
大幅に増える一方、人口減で税収の大きな伸びを
期待しにくいです。20年度末の日本の借金は
約964兆円まで膨らむ見通しです。
Q 国債発行が増えるとどんな問題があるの?
A 過去に発行した国債の元本の返済の利払いの
費用は年間予算の2割を超えています。これは
経済成長や教育、科学技術向け予算が
限られることを意味します。
また、政府が借金を返済できないとみなすと
金利を大幅に引き上げないとお金は
借りられなくなりなったり、円の価値が
急落する恐れがあります。そうならないように
節度を持った、国債発行を心がける必要があります。
「治験」「臨床研究」は何をするの?
Q 新型コロナウイルスの薬の開発で
出てくる「治験」てなんですか?
A 医療現場で新しい薬や、既存の薬を
別の病気に対して使えるようにするためには
国の承認が必要です。申請に必要なデータを
集めるために、製薬企業または医師が主導し
有効性や安全性を調べることを「治験」と呼びます。
Q どんなことをするの?
A 健康な人や患者さんに使ってもらい、同じ条件で
薬を飲んだ人と飲まなかった人を比べたり
副作用を調べたりします。本当に効いてるかを
厳密に確認するために、何年もかけて行います。
Q そんなに待たないと新型コロナウイルス
の薬は承認されないのか?
A 本来はそうです。ただ、新型コロナの場合特例で
日本と同等の水準の承認制度を持つ国で
使用が認められた薬のついて、承認できることにしました。
また、治験の結果がでなくても、その他の
「臨床研究」で一定の有効性や安全性が確認されれば
申請書類を提出できることにしました。
治験で効果を求められることもあります。
Q 臨床研究と治験の違いは?
A 臨床研究とは、一般的に、人を対象にして
行われる医学研究の事を幅広く指します。
治験のほか、通常の診療で患者のデータを
集めるなどをして評価する「観察研究」
製薬会社から資金提供を受けて、新しい
治療法を探ったり、未承認や適応外の医薬品を
人に投与したりする「特定臨床研究」も含まれます。
Q 「臨床試験」って言葉もあったけど?
A 患者さんなどに参加してもらい
薬や医療機器、治療法などの有効性や安全性を
確認する試験の事です。「治験」や「特定臨床研究」は
法律ではっきりと決められた言葉ですが、これらを
一般的に表現するときに「臨床試験」と呼ぶこと
今またコロナ感染が、世界中で増加しています。
これからどうなるか?早く、いい薬ができることを
願うばかりですね。。。。